社労士試験に効率よく合格できる問題集や過去問
社労士試験でおススメの問題集や過去問を選ぶ前に、どのように問題集や過去問を使って勉強するのかということの方が、実はとても社労士試験合格に大切なことです。
多くの社労士受験生は、
テキストをじっくり読んで理解を深め、それから、あるいは同時に問題演習を行なうという流れになると思います。
小さなころから慣れ親しんだ勉強法なので疑うこともありません。
ところが、難関資格試験においてはこのような勉強法ではなかなか合格点が取れません。
100点満点をめざす学校の試験であればこのような勉強法でもよいでしょう。
しかし、難関資格試験では、そもそも満点を取ることはできません。
実際の本試験のレベルが受験生にとってあまりに高すぎて、まったく受験生の実力が合っていない・・・いわばアンバランスな状態なのです。
資格スクールで作る社労士試験の解答速報なんて、何人もの講師が集まって正解を探していく作業をするくらいですから、一介の受験生が満点が取れるような試験のレベルではないし、そこを目指しちゃいけないんです!
満点を取ることを考えず6割取ることに徹すれば合格ラインに近づくことができます。
ですから、受験生は、まずね確実に6割が取れる勉強をすべきなのです。
では、どのような勉強方法が考えられるでしょうか?
その答えの一つが、
問題演習中心学習法
になります。
まず、テキストを通読する時間はできる限り省き、初めからガンガン問題演習に取り掛かっていきます。
(講義付きの通信講座を利用する受験生であれば、まずは講義をざっと聴いて全体像を把握します。)
テキストを理解してから、あるいは何度か読んでから問題演習に移行するのではなく、
学習の初期からガンガン問題演習中心の勉強をする
方法が「問題演習中心学習法」になります。
とはいっても、
「自分はまだまだ理解が足りないから」
「問題演習をやっても、どうせ解けないから」
このような理由で、普通はどうしてもテキスト中心の学習になってしまいがちです。
しかし、最初から解く必要はないのです。
最初は問題集を読んでいくのです。
今までの、テキストに該当する存在が問題集となります。
テキストが問題集なのですから、問題を解くのではなく、読み込んでいくのです。
では、テキストはどういう存在になるのか?
それは、ある意味、「辞書」と呼べるかもしれません。
「辞書」ですから、全部の内容を暗記する必要もありません。
では、具体的にどのように学習を進めていけばよいでしょうか?